【自己紹介1】の続きです。
外資系コンサルティング会社に転職しましたが、予想外の事実が……
目次
4~6年目|外資系コンサルティング会社(思ってたのと違う4,5年目)
「上流工程を担当したい」との思いで、外資系コンサルティング会社に転職しました。いわゆる「コンサル」と呼ばれる立場で、クライアント折衝がメインだと思っていたのですが、予想外の事態が起こります。
配属されたのは、これまたよりにもよってゴリゴリの開発部署でした。たしかに面接時に「最初は開発をやってほしい」と言われていたので覚悟はしていましたが「ここまでしっかりと開発とは……」と少し泣きそうでした。
おまけに、あれだけ嫌がっていた金融系SEから離れられず、証券会社のシステムを担当するチームです。「転職は間違っていたか……」とも思ってしまいました。
前職であつかっていたのは、COBOLと呼ばれる今はほとんど使われていない言語でしたが、新しい職場ではJavaやSQLなどです。「わからない……」と絶望しました。
それでも中途採用者が多い会社だったこともあり、先輩に優しく教えてもらいながら、まずはテストから担当し、すぐに案件の主担当を任されるようになりました。
4~6年目|外資系コンサルティング会社(SEを辞めたい6年目)
泣いたり笑ったりしながらたくさんの案件の主担当を経験し、システムへの理解も深くなった頃、気づけばリーダー業務を任されるように。人の入れ替わりが激しいチームであったため、3年目でも在籍歴が長いとされていました。
外資系であったため、海外メンバーと日本語でやりとりする機会もあれば、上司の厳しい指導のもとクライアントに活動報告をすることもありました。「とりあえずあの人に聞いてみよう!」と信頼される立場です。
自分の成長がうれしい反面「やっぱり嫌だ」と思うことも増えてきました。
- 障害対応時のピリピリとした空気
- 有給休暇の取りづらさ
- 削られる予算
- 到底無理な開発スケジュール
- 当たり前の残業
- 制度はあるのに使えない在宅勤務
業務そのものもですが、働く環境への不満が強くなり「辞めよう」「時間と場所に縛られない働き方をしよう」と決意しました。
4~6年目|外資系コンサルティング会社(副業〜独立)
「好きなときに好きな場所で働くには?」を考えた結果、行き着いたのが「Webライター」です。初期投資が不要でパソコンひとつで仕事ができるのも魅力的でした。
憧れる女性経営者の方からWebライターのいろはを習い、副業としてスタート。はじめてお仕事をいただいたとき、はじめて自分の力でお金を稼いだとき、簡単ではなかったからこそ、とても感動しました。
とにかく毎日定時で上がり、食事や入浴などを済ませたら、あとはひたすら執筆。土日も予定がない限りは、仕事をしていました。
月に数万円のお小遣いが稼げるため「本業+副業」はおいしい働き方でしたが「人生は一度きり。だったらフリーランスに挑戦してみたい!」と、独立を決意。
継続して取り引きをしてくださるクライアントとの出会いもあり、6年目が終わる頃、退職しました。
フリーランスで叶えた生活
現在は、引き続きWebライターとしての活動と、憧れる女性経営者の方のサポートの仕事をしています。正直なところ、会社員時代は比較的給与水準の高い業界にいたため、満足できる収入には到達していません。
でも「好きなときに好きな場所で働く」という働き方を叶えられた今の生活には、お金では買えない豊かさがあります。
この生活を維持するため、Webライターとしてスキルアップするのはもちろん、新しい仕事にも挑戦して、会社員の収入を超えるのが直近の目標です。
今は「SEとして働いてよかった!」と思う
6年間働いてみて、苦しいことも逃げ出したくなることもたくさんありましたが、SEとして仕事をしてよかったと思っています。「なんで金融系SEを選んだんだろう?」と頭を抱えたことはありますが(笑)
SEは「なぜそうなるのか?」を考える仕事です。要件の深掘りをしたりうまくいかない原因を調査したり。
決して楽な仕事ではないですが、SEの経験があったからこそ、物事の背景を探ったり論理的に考えたりする力がついたと思います。理由を考える習慣は、人にわかりやすく説明をするスキルが求められるWebライターにも活きています。
SEを続けても続けなくても「自分が理想とする生き方」を実現するよう一緒に考えていきましょう!
最後までご覧くださり、ありがとうございました♡
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